生活リズムが乱れ身体の不調を訴えている方が多くみられます。
家から一歩も出なくなったり、ついつい深夜まで仕事を続けてしまったりと様々な影響が考えられますが、そのままでは良くありません。
現在の日常生活から少しでも身体に良い習慣を取り入れて、心身ともに健康的な生活を送りましょう。
今回は自律神経を整える５つの生活習慣をご紹介します。
運動・ストレッチをする
運動は筋肉を鍛えるだけではなく、自律神経の働きを整えてくれる役割もあります。
今まで全く運動をやってこなかったという方であれば、無理して運動をするといよりは散歩や軽いジョギングでも大丈夫です。
普段から運動をされている方であれば、多少の負荷がかかったトレーニングなどを行い、やり終わった後に達成感や気持ち良さを得られる位を目安に行なっていきましょう。
ストレッチは、デスクワークなどでガチガチに固まってしまった筋肉を伸ばす事で、血流が良くなり、リラックス感を得られます。
仕事の合間など5分程度で良いので全身を伸ばして自律神経を整えましょう。
太陽を浴びる
太陽を浴びる事で身体はセロトニンというホルモンが分泌されます。
セロトニンは、別名「幸せホルモン」と呼ばれ心を癒し、安定感や平常心をもたらします。
自宅や会社のオフィスで作業していたりするなどしてあまり外で出られない方は、セロトニンが不足していきます。
セロトニンが不足する事で、イライラしたり不安や緊張感が増したりする為、１日１５～30分は太陽の光に浴びる事を意識しましょう。
睡眠をとる
睡眠中は、血圧や体温、心拍数や呼吸数などが低下すると同時に、疲労回復を進め、翌日の活動に備えて身体を整えていきます。
また、太陽の光を浴びる事で分泌されるセロトニンが少ないと睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌も減少し睡眠の質が低下してしまうので、良質な睡眠を取るためにも太陽の光は浴びるようにしましょう。
深呼吸をする
自律神経の作用は、体温や代謝の調整、内臓の活動など自分の意思ではコントロールできない神経ですが、呼吸は唯一自分の意思で自律神経をコントロールできる貴重な方法です。
人間は、緊張状態やストレスなどを感じる時は浅い呼吸になります。
この際、意識的に大きく息を吸ってゆっくり息を吐いていく事で、副交感神経が優位になり、自律神経のバランスが取れるようになっていきます。
3秒で息を吸い、2秒間呼吸を止め、10秒かけて息を吐くのが理想的な深呼吸です。
イライラしている時や緊張している時は、ゆっくり深呼吸を行いましょう。
湯船に浸かって身体を温める
自律神経は、体温調節に深く関わっていますが、冷え性であったり、普段の体温調節がうまくできていない人は自律神経が体温調節のために働きすぎていて常に疲労状態になってしまいます。
心当たりがある方は、湯船に浸かって入浴し自律神経を整えましょう
入浴は身体の深部体温が温まり、全身の血行が良くなります。
すると自律神経の副交感神経が優位になり、身体はリラックスモードとなります。
オススメは、40度程度のお湯で１５～20分ほど浸かるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
毎日の習慣として続けられるようになると、自律神経のバランスも良くなり、快適な日々を過ごせるようになります。
生活習慣が乱れがちな方は、ぜひお試しください。
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